どこまでも蚊帳の外
夫が上司の朗読劇を観に行くというので私もついて行くことにした。天気良かったし。お出かけしたかったし。
開演ギリギリに会場に着く。キャパはかなり小さめ。演者とゼロ距離。客席は12席ほど。おじさんの先客1名。嫌な予感がする。予想は的中してそのまま開演へ。
オムニバス形式で5話。恋愛に発展しそうな空気感の男女の物語。とくにオチはない。
隣に座る夫を横目で見ると案の定寝ている。少し離れたところにいる先客のおじさんを見るとあちらも寝ている。ていうかよく見たら課長だ。弊社の弊社による弊社のための…地獄すぎる。
仕事終わりで3時間しか寝ていない私。
一番不利なのに絶対に寝れない。
耐えた。とにかく耐えた。
やけにダサい上司の服
土下座で引きずられている上司
相変わらず寝ている2人
一周まわって妙に面白い。
おかげで最後までサバイブできた。
終演後には感想を伝えて起きてましたよアピール。
上司はこの日のことを思い出して私を出世させてほしいな。帰りに美味しいものをたくさん食べた。もちろん夫の奢り。
家に帰って5時間ぶっ続けで寝た。